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ヤマハグランドピアノの機種選び

ヤマハ新品グランドピアノの機種選び

まずは、グランドピアノを置く場所を測ったところ、5シリーズが余裕で入る広さでした。ちなみに和室の6~7畳、アップライトピアノと電子ピアノが現在置いてある状態で、です。

楽器屋さんにもみてもらい、和室のほうが吸音性が高いのでグランドピアノを置くには最高の場所です、ということでした。キンキンした感じがない、というかダイレクトに音がわかるということです。

場合によってはフローリングにしようかとも考えていました。でも畳のままのほうが良いということでそこに置くことになりました。フローリング工事代もバカにならないですしね・・。床を考えるよりは壁や天井の素材を変えたり、反射板を壁につけたりするほうが良いかなと思いました。グランドピアノの音は上にいきますので。

楽器屋さんからしたら5シリーズを買ってほしいでしょうけど。大きいピアノを帰えばいいというものでもありません。部屋の広さ、天井の高さなどを考慮する必要があります。ガンガン響くピアノを買ったとしても跳ね返りの音がすごくなってしまうこともあります。適材適所だと思ってます。

5シリーズはホールで聴くからこそ映えるのであって、我が家のような和室に置くようなピアノではないと考えます。もし5を買うことになったら和室とリビングの壁をぶちぬいて、吹き抜けのリビングに置きます。そうなると工事費がすごいことになりますね(汗)

CXかトラディショナルか

ヤマハのグランドピアノには何種類かグレードがあります。
・CF(最高級)
・Sシリーズ(高級)
・CX(新しい機種)
・C Traditional(従来の機種を受け継いだ造り)
・GB(コンパクトなグランドピアノ。最小サイズ)

CFは一番安いもので一千万超え。Sシリーズは一番安いもので430万円から。おのずと選択肢からは外れます。

GBは無理やり小さくした感があるので、5まで置ける広さなのでこれも選択肢から外しました。

そこで残ったのはCXかC Traditionalです。この2機種はパッと見た目ではわからないです。でも細かいところが色々違います。新しくできた機種はCX。

Traditionalのほうは従来の形そのままで、CXは微妙に形や細部のデザインが変わっていたりはするのですが、中身はかなり違うそうです。鍵盤の素材、ミュージックワイヤー、ハンマー、奥框の厚み、などなど。あとはふたがバタンとしまらないとか。

CXで一番気に入ったポイントは

私が一番気に入ったのは、鍵盤。

今までの白鍵はツルツルした感じで、手汗をすぐかく私にとってはちょっと長い曲になると手が汗で滑ってしまうこともあります(T_T)

でも!CXの白鍵は違うんです。天然の象牙に近づけた素材を使っているらしく、吸湿性もあるんですって。だから汗をかいてもそう簡単にはすべらないんです(*^^*)

そして白鍵が変わっただけじゃなく、黒鍵には天然の木をつかってます。見た目も手触りもすごく良いですよ^^黒鍵はうっすらと木目が見えるぐらい、違います。天然の木なので、もちろん滑りにくいです。

鍵盤が刷新されたことで、手触りが良くてなじみやすい鍵盤になってますね。これは実際に弾いてみないとわからないかもですが、弾くとすぐにわかります!弾いてるのが気持ちいいぐらい。

グランドピアノは音も大事ですが、弾いていて気持ち良いのは手触りの要素も大きいんだなと思いましたね。よく考えれば、ずーっと触ってる箇所ですからね。パソコンでキーボードが重要なように、やっぱり触るところが違うとこうも違うのかと初めて気付きました。

1か3か

CXを買うことは決まりました。次は1か3で悩みました。2はあまり頭の中になかったですね。

C1Xが1,550,000円、C3Xが2,100,000円。消音機能をつけるとプラス450,000円です。消音機能をつけるとタッチが微妙に変わるという話もきくので、予算のこともありますし、サイレントピアノは除外です。

なかなかの金額ですよね・・1と3でかなり悩みました。もちろん音の響きを考えると3のほうが良いのはわかっているのですが、我が家の狭い部屋では1のほうが良いのではないか、1の音色もそれはそれで私は好きでした。

でもせっかく買うんだから3か!あとで後悔しても嫌だしなぁ・・いやいや、プロじゃないんだからそれは贅沢。1でも十分でしょ!そんなに弾くかどうかもわからないし。この2つの意見が自分の中で葛藤している状態でした。

楽器屋さんにその旨を話すと、3は自分で選定ができるという話。静岡県掛川市にあるヤマハの工場まで出向いて、3台の中から好きな1台を選べるシステムです。ピアノって新品でも1台1台音が違いますからね。ただ、選定には32,400円かかるんです。(TдT)

選定ができるのは魅力、一生のうちでもう買うこともないだろうから。というのはありました。ただ私の背中を後押ししたのは「納期」。C1Xなら2週間以内、C3Xは2ヶ月先ということで、欲しいならすぐ欲しい!というせっかちな私はかなりC1Xに傾きがちでした。

おそらく、もう少し広い部屋だったら迷わずC3Xを選んだでしょう。我が家の場合、8畳もない和室ということ、アップライトピアノ、電子ピアノがそこに既に置いてあることを考慮し、最後はC1Xに決めました!!今までのアップライトピアノで練習していたことを思えばグランドピアノになっただけでも全然違います。欲を言えばきりがないですしね(泣)

C1XとC3Xの見積

楽器屋さんは、ピアノの先生の紹介ということで多少は割引をしてもらいました。もっと引いてくれると思ったんだけどなぁ(笑)ただし、椅子やカバーなどの付属品は別です。

C3X
本体2,100,000円(調律1回付き)
値引▲230,000円
消費税149,600円
—————–
合計2,019,600円
+選定32,400円
+搬入費32,400円

C1X
本体1,550,000円(調律1回付き)
値引▲170,000円
消費税110,400円
—————–
合計1,490,400円
+搬入費32,400円

付属品
椅子39,000円
オールカバー14,500円
インシュレータ1,600円
クロス300円
値引▲8,400円
消費税3,760円
—————–
合計50,760円

クロス300円ぐらいおまけでつけてって感じですけど、シビアですねー。きっと本体の値引が厳しかったのでしょうか。ちなみに、納入設置料は30,240円でした。1階の場合の料金なので、2階以上だともっとかかると思います。

現金か銀行のローンかクレジットか

次に支払方法です。その楽器屋さんで扱っているクレジットは金利が高い!お店の人もあまりすすめられないと言ってました。確か8%強だったような気がします。

そこで色々調べたら、今住宅ローンを契約している銀行の金利が安かったので、お世話になっている銀行さんで組むことに。金利は3.1%でした。

契約してから融資されるまで書類の不備があったりして1ヶ月ぐらいかかりました。グランドピアノがきたのが契約から1週間後だったので、ピアノが搬入されてから3週間後に入金したことになります。楽器屋さんは「お金はいつでもいいですよ~」という感じでした。